設立の経緯

2020年3月に入り、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックになって、コロナの感染予防は世界的課題として顕在化している。公衆衛生インフラ、国際協力の現状、そして伝染病に直面した際に社会的結束力の不足も反映している。既存の健康保険制度や医療システムに依存できず、むしろ伝統的健康養生文化に潜在する個人的「生きる力=健康力」が要求されるようになった。すなわち、健康養生が個々の人々の自覚的、自力的で自己免疫力を高めて健康維持し、感染症に対抗するだけでなく病気を防ぐ未病な状態を維持することを肝要と視する。

当学会は、人間の健康増進を達成するために、洋の東西を問わずに研究者や健康づくりに関わる多くの方々との交流活動を通じて、健康養生の知恵とノウハウを広げるとともに健康養生文化の在り方を探究する実践研究団体に発展することを目指します。

本学会の目的

国際健康養生学会は、健康養生に関連する諸分野の実践的・学術的研究の進歩発展をはかり、その成果の社会還元を目的とする。本学会が考えている広義の健康養生、具体的には健康養生法、健康回復、未病予防、この3点に取り組むことです。健康養生に関する情報の普及するためのエビデンス創出とそれに基づいた実践活動、健康養生に関する情報の普及するための人材育成、地域連携型「未病予防」の健康養生法の普及を3本柱としております。

 

■名 称 一般社団法人 国際健康養生学会
■事務局
〒178-0063
東京都練馬区東大泉4-31-10
TEL:03-3867-2030
■設立年月日
2020年2月27日